東北大学では三階層研究力強化パッケージによって研究力の向上を目指しています。
コアリサーチクラスターと国際研究クラスターは本学の研究イノベーション階層のそれぞれ最上位階層と第二階層に位置づけられ、各クラスターに対応する国際共同大学院プログラムが設定されています。
「環境・地球科学」は、このパッケージの第二階層のリサーチクラスター(RC)に位置づけられ、これに併設される形で環境・地球科学国際共同大学院プログラム(GP-EES)が設置されておりましたが、昨年、文部科学省世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)に採択され、本年1月に高等研究機構 変動海洋エコシステム高等研究所(WPI-AIMEC)が設置されたことを受け、環境・地球科学国際研究クラスターが、WPI-AIMECを包含する形で環境・地球科学コアリサーチクラスターに移行しました。そのため、環境・地球科学国際共同大学院プログラム(GP-EES)を、環境・地球科学コアリサーチクラスターに対応する形に拡張することとなりました。具体的には、WPI-AIMECが扱う海洋生態系変動に関わる学術分野で学ぶ大学院生がGP-EESに参加できるように、以下の研究科・専攻が新たにGP-EESに参画します。
農学研究科:生物生産科学専攻
生命科学研究科 :生態発生適応科学専攻、分子化学生物学専攻、脳生命統御科学専攻
情報科学研究科:システム情報科学専攻、情報基礎科学専攻、応用情報科学専攻、人間社会情報科学専攻
工学研究科:土木工学専攻
新たに参画した研究科・専攻は、2025年4月期より学生募集の対象となります。
東北大学高等研究機構